歌が上手くなるための
発声練習ってどうやればいいのか?
音痴を治したいけど、今一つ、練習方法が分からない人もいるでしょう。
ここで大事なのが発声練習(ボイストレーニング)です。
もちろん、ボイトレをやっても、今すぐに歌が上手くなるわけではありません。
それには、
日々の練習やトレーニングは必須です。
そこで今回は、
発声練習のやり方について解説しています。
音痴を治したい人や歌を上達させたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
発声練習のやり方!ボイストレーニングで意識することは?
発声練習(ボイストレーニング)と言っても何からやればいいのか分からない人が多いと思います。
まずは、次のことを意識しましょう。
- 姿勢を意識する!猫背はNG
- 腹式呼吸を意識すること!
- 緊張をほぐして喉と舌の力を抜く
- 口の開き方を意識する
これらです。
姿勢を意識する!猫背はNG
発声練習や歌うときは、正しい姿勢を意識することが大切です。
特に猫背になっていると肺も圧迫されて声帯もしまり、声が届き難くなります。
ですので、猫背を改善しましょう。
また、立って歌うと良い声がでるので、トレーニングでは、起立して足は肩幅ぐらいに広げた状態を意識してください。
腹式呼吸を意識すること!
呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸の2つですが、歌う場合は腹式呼吸を使います。
胸式呼吸は、吐く息が少なくなり、良い声が出ません。また、音も響かなくなります。
腹式呼吸を意識するには、ゆっくりと深呼吸をするのがわかりやすいと思います。
息をゆっくり吸って、ゆっくり吐く。
これをやるとリラックス効果も生まれます。
時間がある時は深い深呼吸を行う癖をつけましょう。
緊張をほぐして喉と舌の力を抜く
緊張から喉や舌、顔全体がカチカチになると音が響かなくなり、良い歌声はでません。
なので、喉や舌に力を入れないことが大切です。
発声練習の前には口を広げたり閉じりしてストレッチをする。
舌を大きく出すなどして、緊張をほぐしましょう。
口の開き方を意識する
歌う時には、口の開き方も意識が必要です。
当然、口の開きが小さければ音は小さくなり、響かなくなります。
だからと言って、大きく開ければ良いわけでもありません。
発声練習をする際は、口の開き方を考えることも大切なので覚えておきましょう。
歌う時は姿勢も大事?
発声練習の具体的なやり方について!
発声練習の具体的なやり方を紹介します。
やり方としては・・・
- リップトリルの練習
- 5トーンスケールで音階トレーニング
- 表情筋を鍛えて声量アップさせる!
これらがあります。
リップトリルの練習
リップトリル(リップロール)は、ウォーミングアップや喉のストレッチです。
やり方は、唇を合わせた状態で息を吹いて、小刻みにブルブルブルと振動させる。
より効果的に行うには、低音から始めて高音まで上げていきます。
コツは、均等に息を送り続けること。
また、唇の横から息が漏れてしまうのもNGです。
リップトリルは喉を痛めない予防効果にもつながるので、日頃から練習してください。
次の動画が参考になるのでチャレンジしましょう。
リップロール初心者から上級者までいろいろなやり方を紹介します!いくちゃんねるボイトレ
5トーンスケールで音階トレーニング
5トーンスケールの音階トレーニングは、5音を使った発声練習です。
具体的には「ドレミファソファミレド」と声を出して、半音ずつ音を上げていきます。
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ファ・ミ・レ・ド」
「レ・ミ・ファ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ・レ」
「ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ラ・ソ・ファ・ミ」
このような感じで限界まで上げていき、次に逆に半音ずつ下がっていきます。
必ず、ピアノなどの楽器と同時に音を出しながら練習を行っていきましょう。
特に音痴で悩んでいる人は、ゆっくりなスピードから始めるといいです。
次の動画を参考に一緒にトレーニングしてみてください。
【ボイトレ用音源】5トーンスケール女声用【発声練習】
【ボイトレ用音源】5トーンスケール男声用【発声練習】
表情筋を鍛えて声量アップさせる!
顔の表情筋を鍛えることでも声量アップさせることができます。
普段、頻繁に表情筋を使わない人も多いですが、簡単に鍛えることができます。
やり方は、割り箸を口でくわえるだけなので簡単です。
たったこれだけで、表情筋が鍛えられて、おまけに笑顔も作れます!
発声練習のやり方!歌が上手くなるボイストレーニングの方法!
発声練習で注意することについて!
発声練習を行うに辺り、注意することもあります。
例えば・・・
- 喉だけで歌う
- 悪い姿勢やこわばった表情
- 無理をする
これらは気を付けてください。
喉だけで歌う
胸式呼吸で歌うと喉を痛めてしまうので注意が必要です。
ボイトレや歌う時には必ず、腹式呼吸で練習しましょう。
悪い姿勢やこわばった表情
発声練習をする時は、起立した状態で猫背ではなく、正しい姿勢で練習をすること。
また、表情がこわばると良い声はでないのでリラックスした状態でトレーニングしてください。
無理をする
練習で、いきなり高い音を出そうと無理をする人がいますが、喉を傷めるので気をつけなければいけません。
また、急に声を出すと喉に負担をかけるので、かるくウォーミングアップしてから行いましょう。
・・・・
これらが発声練習でしてはいけないことです。
喉を傷めないためにも気をつけるようにしてください。
音痴で音程が合わない場合の対処法!
発声練習のやり方・まとめ
今回は、発声練習(ボイストレーニング)のやり方をお伝えしました。
練習を始める前には姿勢を正すことや腹式呼吸、緊張をほぐすなどいくつかありますが、問題は発声練習を続けることが一番重要です。
ボイストレーニングを行っても今すぐ歌が上手くなるわけではないので練習をする習慣をつけるといいと思います。
また、「喉だけで歌う」「悪い姿勢やこわばった表情」「無理をする」などやってはいけないこともあるので気をつけてください。